passage

画家、加藤潤の風景画の世界へお越しいただきありがとうございます。

普段見慣れている風景にこそ、美しさがありそれを日々感じていたい。
旅先で出会った景色、毎日見上げる空、季節ごとに感じる空気の色、におい。
出会い魅了されたその世界を絵の中で物語をつむぐように風景画を描いてまいりました。

「風景のポートレート」を描きたい。
風景の持つ様々な表情を切り取り、いつでも取り出して眺められるような、
その絵を見たらそこで感じた思い出も鮮やかによみがえってくるような、そんな絵を描いてゆきたいです。

タイトルの「Passage～パッセージ～」は道のりや過程といった意味をもちます。

これまでの道のりの中で出会ってきた、そしてこれから出会うであろう
沢山の風景。どんなところで、どんな形で出会えるのかは
わからないけれど、その時の自分の気持ちや感じ方に素直に
風景と向き合い描きたいと思っています。

ご覧くださる作品たちが皆様の「いつか見た景色」とも重なりますように。
どこにでもある景色が、あなたの思い出の中の風景になりますように。

どうぞごゆっくりとお過ごしください。

　
旅先で出会った風景、日常の生活の中で出会う景色の美しさ、その一瞬の
輝きを水彩で描き留めました。地元宮城、北欧スウェーデン。
私の中にある二つの故郷の風景を中心にアーカイブしております。どうぞご覧ください。